子どもが自分の体毛について悩んでいたら…

親御さんとしては、「なんとか解決してあげたい」と考えられることでしょう。

しかし子どもの体は発達途中のため、大人よりもデリケートです。

では、大人よりも傷つきやすい肌をもつ子どものムダ毛処理はどうすればよいでしょうか?

肌に優しいムダ毛処理の方法は『カミソリよりも電気シェーバー』

家庭でのムダ毛の処理方法としては、カミソリが一般的です。

コストが安く手軽におこなえる点が魅力ですが、刃の当て方によっては皮膚を傷つけてしまうリスクが高いため、子どもにはおすすめできません。

そのため

子どものムダ毛処理には、カミあソリではなく電気シェーバーを使うほうがよいでしょう。

電気シェーバーは刃が直接肌に当たることがないため、カミソリを使うよりは肌に傷をつける心配がありません。

しかし剃った毛はすぐに生えてきてチクチクと目立つようになるため、処理をする頻度が多いのが欠点だといえます。




塗るだけで簡単なのが『除毛クリーム』

除毛クリームとは、毛を溶かして除毛するためのクリームです。

除毛クリームには一般的に「チオグリコール酸カルシウム」という成分が含まれています。

このチオグリコール酸カルシウムは、毛をつくるケラチンというタンパク質を溶かして除毛する効果のある成分です。

さらに水酸化カルシウムなどのアルカリ性の薬剤を配合し、はたらきを強めている除毛クリームもあります。

このタイプは

広い範囲を短時間で処理できるという点、(カミソリやシェーバーに比べて)次の毛が生えるまでの期間が長いという点がメリットです。

ただし表面上の毛の処理でしかないため、除毛の期間は比較的短いといえるでしょう。

欠点としては、皮ふに刺激を受けてしまうという点があげられます。

肌はタンパク質でできているため、クリームの成分が影響を与えてしまうのです。

特にチオグリコール酸カルシウムは刺激が強めなのでご注意ください。

そういった理由で、もともと敏感肌やアトピー性皮膚炎などがある子どもには使用をおすすめできません。

除毛クリームを使うときは、まず目立たない部分でパッチテストをおこなってみることをおすすめします。

そしてかぶれや皮ふ刺激が起きなかった場所にのみ使用し、頻度を少なくするように心がけましょう。

天然成分で安心な抑毛ローション

肌への刺激が少ないムダ毛対策としては、毛の発育を抑える効果のある抑毛ローションがおすすめです。

即効性はありませんが肌や毛穴への負担が少なく保湿効果もあるため、肌の健康を保ちながらケアをすることができます。

除毛クリームと同じく、塗るだけで手軽に処置をすることができるのも利点です。

また肌が弱くアレルギーなどが心配な場合は、天然成分を配合したものを使用しましょう。

ほとんどの抑毛ローションには、イソフラボンという成分が配合されています。

毛の濃さにはホルモンが深く関係していて、男性ホルモンの分泌がさかんな人は毛が濃くなり、女性ホルモンの分泌が多い人の毛は薄くなる傾向があります。

そのため女性ホルモンを活性化させることで、体毛を薄くする効果が期待できるのです。

このイソフラボンは女性ホルモンのようなはたらきをし、徐々に毛を細く薄くして目立たないようにしていきます。

また、パパイヤ酵素やパイナップル酵素が配合されているものもありますが、これらの酵素には、毛のタンパク質にたいしてはたらきかけて、毛が伸びていくことを抑える作用があり、少しずつ毛を薄くしていくのです。

ただ、効果があらわれるまでに早くて1か月、平均すると3か月くらいかかる点が欠点であるといえます。

しかし痛みもなく肌荒れの心配もありませんから、子どもに使用しても安心です。

即効性を求めずに、気長に続けていくとよいでしょう。