ムダ毛の濃さで悩んでいるのは大人の女性だけではありません。

思春期を迎えたお年頃の子たちも同じように悩んでいます。

子ども社会の中でもムダ毛の濃さでからかわれたり、不思議がられて追求されたりして、深刻に受け止めてしまうケースは少なくありません。

「子どものうちは気にしなくてもいいの!」と軽く片付けずに、ご両親がお子さまの悩みにしっかり向き合ってあげましょう。

まずは「なぜ子どものムダ毛が濃くなるのか?」というところからヒモといていきます。

ムダ毛の濃さの最も大きな要因は「遺伝」

100%とは言いきれませんが、体毛の濃さの要因の大半は遺伝子で決まるといわれています。

余談ですが実は筆者も父親の毛深い体質を受け継いだようで、ムダ毛の処理は大変です。

しかしその遺伝子の影響は必ず親のみから受けるとは限りません。

両親ともに毛が薄いのに子どもは濃い、またはその反対に両親は薄いのに子どもは毛が濃いというケースもあります。

その場合、祖父母からの隔世遺伝や他の血縁者からの遺伝ということもあるのです。

同じ両親から生まれた兄弟でも、『誰からの遺伝が濃く現れているか』によって毛深さが異なるケースもあります。

では子どものムダ毛の濃さは遺伝だけに起因するものなのでしょうか? 他にはどのような要因があるのでしょう?




思春期のホルモンバランスの乱れで毛が濃くなる

思春期とは定かな年齢の定義があるわけではないのですが、第二次性徴が現れている期間(開始から終わりまで)となります。

よって個人差や男女差があり、人によっては早く来る人も遅い人もいるのです。

目安として西新宿整形外科クリニックの院長・斎藤医師は、平均値で男子が11歳頃(小学校高学年前後)、女子が10歳頃(小学校中学年前後)から思春期に入るケースが多いと語っています。

余談ですが第一次性徴とは生まれてすぐに判別できる性差の特徴のことで、第二次性徴は身体と心が大人になる(子どもを産み育てられる)準備が始まりだす時の性的特徴の表れです。

女子の思春期はエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という二種の女性ホルモンが分泌されます。

それによって身体が丸みのあるフォルムへと変化し、妊娠・出産に備えた準備が始まるのですが、問題はその際、同時に体毛を濃く生えさせてしまう男性ホルモンの分泌も活性化するということなのです。

特に思春期は心身ともに不安定な時期なので、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが多く分泌されてしまうケースが多々あります。

そうなると足、手、顔、両脇の下などの濃いムダ毛が長くのび、量が増えてしまうのです。

男性ホルモンの分泌増加で毛が濃くなる

男性ホルモンとは数種のホルモンの総称なのでいろいろな種類があります。

その中で体毛を濃くする働きがあるのは主に「テストステロン」という男性ホルモンです。

このテストステロンは女性の場合、卵巣や副腎の中で生成されます。

もちろん男性に比べて女性が分泌するテストステロンの量は非常に低いので(男性の分泌量の約5~10%程度)、一般的に女性の体毛のほうが薄めです。

しかし男性よりは薄めだとはいっても、女性同士で比べるとやはりテストステロン分泌量の個人差により体毛の濃さは異なります。

そこで思春期の女子は他の同性と比べてしまい、ムダ毛の濃さや分量で悩んでしまうのですね。

また、思春期時代はまだ男女の性差がはっきりとは表れにくいため、男子でもテストステロンの分泌量が少なく体毛が薄い子もいます。

思春期は悩みが多く微妙な年代なので、体毛が薄くても濃くても深刻になりがちです。

ムダ毛を薄くしたいと考える女子は、反対に「女性ホルモンの働きを活発化させる」という方法があります。

女性ホルモン活発化計画には、大豆イソフラボンやビタミンEを豊富に含む食材を摂取することがおすすめです。例えばアーモンドや豆製品(豆乳・豆腐・その他)など。これならお手軽に実行できますよね。