みなさまは「男性ホルモンが多いとムダ毛が濃くなる」という話を聞いたことがありませんか?

女性の場合の男性ホルモン分泌は、通常男性に比べ極めてごく少量です。

しかしストレスやその他の要因によってホルモン分泌のバランスが崩れると、男性ホルモン量が増えてしまうケースも多々あります。

では男性ホルモンはどのように女性のムダ毛増量に関わっているのでしょうか?

ムダ毛と男性ホルモンとの関わりを探っていきましょう。

なぜ男性ホルモンが多いとムダ毛が濃くなるの?

体毛には「両性毛」「男性毛」「無性毛」という種類があるのはご存知でしょうか?

無性毛は第二次性徴(思春期頃)や性ホルモンの分泌は関係なく、生まれ落ちてからすぐ自然に生えてくる毛のことです。

例えば髪、目周り(眉毛やまつ毛)、腕・足の柔らかいうぶ毛など。ヒトに不可欠な体毛ともいえますね。

男性毛は字のごとく男性ホルモン(主にテストステロン)の影響を強く受けている毛です。

例えばヒゲや胸毛や背中の毛など。女性よりも男性の方に濃く生える傾向があります。

両性毛は男女ともに生えるものですが、男性ホルモンの影響で成長する毛です。

両性毛の一例には、両脇の下や陰部(上部)の毛などがあります。

男性ホルモンが増えるとそれが養分となって育つのは「男性毛」と「両性毛」です。この二つは処理しても差し支えがない、いわゆる「ムダ毛」にあたります。

これまでの話からムダ毛が多い体質の人は男性毛・性毛が多い、つまり男性ホルモンの分泌量が多い人だということが判りますね。

では男性ホルモンは、なぜ女性の身体の中でも増えるのでしょうか? 




ストレスで男性ホルモンが増える

人はなぜストレスを感じると男性ホルモンが増えるのかご存知でしょうか?

それはストレスを受けると心身が緊張状態になることに起因しています。

なぜ緊張状態・ストレスが男性ホルモンを増やすのか、というお話は一旦置きまして、まずは自立神経の働きについてからお話しさせてください。

体内器官の動きを司る自立神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。

交感神経と副交感神経はまったく対極の働きをするのですが、片方が活動中、片方は休んでいます。

交感神経は興奮・切迫状態などアクティブな精神状態のときに働くという「行動的」な性質があります。

反対に副交感神経はリラックス状態のときに働く、「穏やか」な性質です。

このことから当然ストレスで緊張したり怒ったりしているときは、交感神経のほうが働いているということがお判りいただけたことでしょう。

そして交感神経と男性ホルモンの分泌は蜜月(仲よしな)関係なのです。

交感神経は活発になると、相乗的に男性ホルモンを作りだします。即ち男性ホルモン量が増えていくのです。

また、ストレスは「コルチゾール」などの身体に悪影響を及ぼすホルモンも分泌します。

このコルチゾールにも男性ホルモン量を増やす作用があるので要注意です。

ストレスはムダ毛の大敵なのですね。

そのストレスの有効な解消法には、例えばこのようなものがあります。

・笑顔でいることは小さなストレス解消法!・新聞を破ったり、クッションを殴ったりしてものにあたるのも効果的。

・好きなアロマの香りやふかふかのお布団に包まれるなど、リラックスすること。

・寝る前のスマホやPCの閲覧はストレスや自律神経の乱れの原因となるため、就寝30分前にはやめておく。

ぜひお試しください。

食生活の乱れや不規則な生活もストレスの元凶

食生活の乱れや不規則な生活はストレス増加の原因となり、ホルモンバランスの乱れを起こします。

朝食を食べない、身体を冷やす食べ物をよく取る、間食をする、お酒を頻繁に飲むなど。そういった生活をされている人は食生活を見直してみましょう。

また、女性ホルモンの分泌はムダ毛の進行を抑える作用があります。

ムダ毛を減らしたい女性は、女性ホルモンをサポートする大豆イソフラボンを豊富に含む食材をチョイスするのもおすすめです。

ストレスを溜めこんでしまう環境や原因は、身近に多く転がっています。

ストレスを解消していく生活習慣に変えていくことも、ムダ毛の抑制には有効な方法です。